最新設備とクリーンな環境
最新設備と
クリーンな環境
軽金属の表面処理加工と聞くと、薬品を使用する現場をイメージする方もいらっしゃるかと思いますが、半導体に携わる当社にはクリーンな環境が求められています。4つの工場には最新の設備が導入され、表面処理加工はほぼオートメーション化。クリーンな環境で伸び伸びと働くことができます。2026年には甲府第三工場のリニューアルを予定。半導体の増産に向け、生産能力を2倍以上に増強します。
mmオーダーの小さなネジから最大H3,800×W3,700×D900mmまで、サイズに応じた専用槽で処理を行います。要求性能と合金成分に応じて数十種類の電解液から最適な表面処理(アルマイト/硬質アルマイト/PEO)を行います。横浜と甲府にある3工場に様々なサイズの処理槽を設置しており、試作品1個から国内最大級の超大型ラインでの量産まで対応可能な体制を整えています。
製品の条件(仕様・処理工程)や履歴(処理実績・納期)は全て専用システムで管理しており、生産計画と出荷計画に基づき処理を行います。業界初のコンピューター制御による自動処理装置を全面更新し、専用システムでの制御により高い量産再現性、色調や寸法による管理等、安定した品質を提供します。検査成績書もシステム管理しており履歴調査も容易です。
皮膜性能評価(皮膜硬度、断面硬度、断面膜厚、表面粗さ、耐電圧等)やJIS試験(絶縁破壊試験、起電力試験、耐候性試験等)のための機器を用意しています。既存製品におけるトラブルの調査や、試作・研究開発等も行っています。